「やり方は変えていい」と「素直に実行する」は矛盾しない | Amazonでセルフ出版!元大手出版社編集長が教える「編集脳アカデミー」

「やり方は変えていい」と「素直に実行する」は矛盾しない

編集脳アカデミーの藤岡信代です。
 
あなただけのキーワードを見つけ、一生使えるコンテンツを育てるコンサルティングをしています。

 

前回、できないことがあったら「自分に合わないのかも?」という視点を持つ、というお話を書きました。
今日は、その続きのお話です。

素直に実行!ができない・・・


「成功する人は素直な人」という言葉を聞いたことがありますか?

・教わったことは素直に実行する
・自分流にアレンジしてはいけない
・守破離の守から

なんて、言われますよね。

実はわたしは、これもできないタイプ(笑)。
「わたしだったらこうする!」と考えることが好きなので、すぐに横道にそれてアレンジを考えてしまう
これもずいぶん悩みましたねー。

素直じゃないのかな?
失敗しちゃうのかな?

今なら堂々と、アレンジが考えられるって素晴らしい!と自分にOKを出してから、守破離の守をやります。
そう、何を守ればいいのか、ポイントがわかったからです。

守るのは、「洗練された型」


守破離というのは、芸事の成長プロセスを言うのに使われる言葉ですが、まさに芸事には長年の間に洗練されてきた「型」がありますよね。
わかりやすいところで言うと、歌舞伎の「見栄」、茶道の所作もそうです。
どうすれば無駄な動きをせず、美しく、人を惹きつけるか?
すべて意味があって一連の動作になっているわけです。

芸事に限らず、手仕事の工芸やスポーツ、もっと言えば、ビジネススキルにも洗練された「型」がある
その流れになったことには、一つひとつ意味があるけれども、それを理解するよりも素直に真似て習得するのが早い。だから、素直に実行せよ、と言われるのです。

「型」は、言わば先人たちの知恵の結晶。
初心者がアレンジしなくても結果が得られるもの、なんです。

変えていいのはアプローチ


「型」を学ぶ必要があるとはわかっている。
でも、なかなかうまくいかない、というとき、変えていいのは「やり方」です。
目的の「型」は変えないけどそこに向かうアプローチ方法を変えるんですね。

やり方が自分に合っていないとそもそもやる気にならない、楽しくない、ということが起こります。
そんな状態に陥ったときわたしがよくやるのは、時間帯を変えること。

朝にやってしっくりこなければ、夜にやってみる。
それもダメなら夕方に変えてみる。
それだけでも気分良く取り組めることがあるからなんです。

いまは、あるセミナーのコンテンツづくりに苦戦しているのですが、メモを大量に書いてみたり、パワーポイントで整理したり、シナリオを一字一句書いたり、考えがまとまる方法、自分に合うやり方をいろいろ探しています。

それでも行き詰まったらどうするか?
同じようなセミナーの資料を見るのです。
セミナーの流れやロジックの展開などは「型」です。
セミナーの内容ではなく「型」をよく見て、同じような流れや展開になるように修正するんですね。

「型」はつまり「お手本」、モデリング先です。

もし、あなたが行き詰まっていることがあるときは、「お手本はあるかな?」と自分に問いかけてみてください。
0から作り上げようとするより洗練されたお手本=型を見つけたほうが、早くゴールにたどりつけると思います。

「型」を見つけて素直に実行、自分が楽しくなるやり方で!
わたしからのおすすめです。


今日のしつもん:
「型」を参考にしていますか?

 

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今日も楽しくブログを書いて、あなたのファンを増やしていきましょう。

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