「個人的なことを書く」と「日記を書く」の違いは? | Amazonでセルフ出版!元大手出版社編集長が教える「編集脳アカデミー」

「個人的なことを書く」と「日記を書く」の違いは?

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ブログの書き方をお伝えしている「編集脳」アカデミーの藤岡信代です。
自分自身の真の価値と出会い、思いが伝わる喜びを知って、笑顔が輝くビジネスを続ける女性をサポートしています。

 

ブログやメルマガに個人的なことを書くのがいい理由は、読者との共通点があると無意識のうちに親近感を抱いてくれるから。

前回の記事ではこのようにお伝えしました。

 

ブログの書き方講座でも、「ご自身のことを伝えることが大事」とお話しするのですが、そうすると、読者が知りたいことにフォーカスする「雑誌型ブログ」で個人的なことを書いていいの?それは、日記にならないの?という疑問がわいてくるようです。

このブログを読んでくださっているあなたは、雑誌型ブログに興味を持ってくださっていると思いますから、同じような混乱を感じるかもしれないですね。

確かに日記は個人的な記録なのですが、個人的なことのなかでも「何を伝えるか?」によって共感をよぶ読者との「共通点」になるか、単なる記録=日記になるか、大きな違いが出るんです。

では、何を書けばいいのか?

 

個人的なことをかくときのポイントは、「ライフスタイル」と「価値観」

 

「ライフスタイル」と「価値観」、どちらも、あなたにしか持ちえない個人的なことです。

「ライフスタイル」というのは、どんなところに行き、何を選び、何を買い、どんなものを食べ・・・、という行動の集合体です。

そこには、何を好ましいと思い、何をよしとし、どんな生き方をしたいと考えているのか、「価値観」が必ず反映されます

「ライフスタイル」と「価値観」を書くことで読者は、自分の暮らしや考え方との「共通点」を感じることができるのですね。

特に、「価値観」に共感すると、結びつきをより強く感じます。

 

たとえば、次の2つの文章を比べてみてください。

今年は忙しかったが、GWには家族と温泉に一泊旅行をした。

今年は忙しかったが、GWには家族と温泉に一泊旅行をした。
短い時間でも家族と過ごすことでリフレッシュできた。

 

どちらの文章に気持ちが動きますか?

違いは最後の2行、「短い時間でも家族と過ごすことでリフレッシュできた」という価値観が入っているかどうか。

あ~、うちも同じ。温泉旅行をした~
というのと、
あ~、私も同じ。家族と過ごすことでリフレッシュできた~

「同じ」と共通点を感じるといっても深さが違います。

価値観を伝える一言があることで、同じような価値観を持つ人=信頼できる人という思考の流れができるのです。

 

では、同じ内容を私が「日記型ブログ」と呼んでいるものはどんな文章にしているか?

今年は忙しかったが、GWには家族と温泉に一泊旅行をした。
とても楽しかった。

どうでしょうか?

楽しかったのね、よかった!!と思ってくれるのは、すでに深い関係ができている親族や親しい友人、あるいは熱烈なファン。

まだよく知らない新規の読者さんは、「ふ~ん・・・」で終わってしまうと思いませんか?

日記だな~と感じるのは、こういった、自分視点で体験した出来事を語るだけの記事なのです。

「雑誌型ブログ」では、個人的な体験を語るときはそこに「価値観」を加えてください。

さらに欲を言えば、読者にとっても役立つ情報になっていればパーフェクト!です。

 

個人的な体験が読者にとって役立つ情報に??
そんなことができるの?

はい、できます。

その秘訣は、次回の記事から紐解いていきますね。

 

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ブログの書き方の参考になれば、うれしいです。
今日も楽しくブログを書いて、あなたのファンを増やしていきましょう。

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