あなたはできている?「差別化ポイントの作り方」 | Amazonでセルフ出版!元大手出版社編集長が教える「編集脳アカデミー」

あなたはできている?「差別化ポイントの作り方」

編集脳アカデミーの藤岡信代です。
 
あなただけのキーワードを見つけ、一生使えるコンテンツを育てるコンサルティングをしています。 

 

今日のテーマは、「差別化ポイントの作り方」です。


先日、ウェブサイト構築のための3カ月コンサルでのこと。

ヒアリングの段階で、ご要望をいろいろ伺っていたのですが、初回のセッションでも話題になったのは、同じ業界での「差別化」。

これは、あなたもいつも考えておられることではないでしょうか?


差別化やブランディングを考える際には、提供している「価値」は何なのか?が、とても大事なのですが、今日は、コンサルでのやりとりを参考に解説してみたいと思います。

 

「簡単」なものにはかなわない?

 

レッスンを提供している人に共通する悩みだと思うのですが、世の中のニーズとしてどんどん大きくなっているのが、簡単にできるということです。

最近はすべてにおいてカジュアル化、時短化の傾向があるので、簡単に、早くが、キャッチフレーズになりやすい。

私のようにスキルを教えるセミナーやコンサルの場合は、誰にでもできる必ずできるということが、求めらがちです。


でも、人が価値を感じるものは必ずしも、簡単に、早く、誰にでもできるものばかりではありません

丁寧に手をかけることに「価値」を感じる、その丁寧な時間に「価値」を感じる、ということも実際にはあるんです。

 


「時間の質」にフォーカスすると・・


これは、インテリア雑誌の編集長時代の経験なのですが、いわゆる「自宅サロン」を取材したときのこと。

サロンのマダムがおっしゃるには、生徒さんたちがなかなか「卒業」しない。

 

一応、カリキュラムはあるのだけれど、ひと通り終わっても通い続けてくださる、と言うのです。

なんて、素晴らしい!理想的!と思いますが、もし、サロンで与えている価値が「カリキュラムの内容」と考えていると、ひと通り教わったところで価値の受け取りは終了、ということになります。

でも、生徒さんたちはそうは思っていないわけです。

別のところに「価値」を感じている。

その「価値」を知って新たに提供し続ければ、お客様は満足してくださるのです。


コンサルのクライアントさんにもリピートしてくださるお客様にヒアリングしていただきました。

 


「安い」「大手」にはかなわない?

 

コンサルのクライアントさんのお悩みは、簡単にできて安いということはしたくないし、同じようなサービスに大手が参入してきていて、脅威に感じている、ということでした。

 

けれども、リピートの顧客様にヒアリングしていただいた結果、顧客様は、「簡単」も「安い」も求めていない、ということがわかりました。

むしろ、そこでしか受けることができないクオリティを評価されていたのです。

クオリティの高さを維持できれば大手も簡単には追いつけない、という自信も得られました。


もちろん、ターゲットはかなり絞られます。

けれども、高い値付けもできるわけです。

一見、ピンチに見える状況も決してそうではないんですね。

 


あなたの「価値」はお客様が知っている

 

商品・サービスをつくるときは、自分で「価値」を想定して値付けをしていくわけですが、本当に商品・サービスの「価値」を決めるのは、お客様です。


だから、差別化ポイントをつくるときもまず、お客様に聞くのが、正解です。

悩むよりも聞く!(笑)。

それから考える。


考えたら、商品化して販売してみて、「価値」をマーケットに問いかける

このプロセスをマーケティング用語では、「テスト」と言うことが多いのですが、

すべてはテスト!答えはお客様が知っている!

この感覚を身に着けていくと、いろいろなことが身軽に行動できていきますよ♪

 

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今日も楽しくブログを書いて、あなたのファンを増やしていきましょう。

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