わかりやすい文章は「主語」と「述語」の関係がポイント | Amazonでセルフ出版!元大手出版社編集長が教える「編集脳アカデミー」

わかりやすい文章は「主語」と「述語」の関係がポイント

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ブログの書き方をお伝えしている「編集脳」アカデミーの藤岡信代です。
自分自身の真の価値と出会い、思いが伝わる喜びを知って、
笑顔が輝くビジネスを続ける女性をサポートしています。

私がお伝えしているのはブログの創り方なのですが、
前職が雑誌編集長なので
ブログの「文章の書き方」のノウハウを期待されることが多いです。

ブログを成功させるために
ブランディング、スケジュール、SNSとの連動などもお伝えしているのですが、
まずは、「文章の書き方」なんですね。

期待していただける、教えて欲しいと言ってくださる、というのは
とても大事なことです(独自の強みにつながります)。

というわけで、今回は、文章を洗練させるコツをお伝えします。

美しい文章ではなく、伝わる文章を

ウェブ発信に限らず、文章は相手に伝わることが最も大事。

なので、私は
「美しい文章を書く必要はありません。
ほとんどの人は書き慣れれば、文章は書けます」とお伝えします。

プロと呼ばれる著者であっても、
基本である「てにをは」があやしいも人いるし、
私も、著者の原稿に赤字を入れまくった経験があります。

文法が少々間違っていても、
心に響く、共感する文章なら本は売れるんですね。

ただ、早い段階で気づいて、
直したほうがいい間違いというのはあります。

主語と述語が正しくつながる文章に

その代表例が、
主語と述語の関係が正しくないというものです。
ちょっとわかりにくいですね。

たとえば、こんな文章。

おしゃべりは度を超すとエネルギーを使い果たし、言葉が本来持つ重みを失います。

この文章は、主語と述語の関係がおかしいのですが、
あなたは気づきましたか?

主語は、「おしゃべり」
述語は、「使い果たし」と、
もう一つ、「失います」です。

主語と述語をつなげてみると、

おしゃべりは、使い果たします。
おしゃべりは、失います。

後者のほうは、違和感がありますね。

正しくは、「失わせます」。

おしゃべりは、重みを失わせます。
と書くのが正しいのです。

文章が長くなったときは要注意

この手の間違いをしている人は本当にたくさんいます。
間違いに気づきにくいんですね。

その理由は、主語がまぎらわしい構造にあります。

例文の場合は、「おしゃべり」という主語と「失わせます」という述語の間に、
「言葉が本来持つ重みを」というフレーズがはさまっていて
「言葉が」を主語と勘違いすると、
言葉が、重みを失います。
と、間違って書いてしまうのです。

このような長めの文章で、
主語+述語の形のフレーズがはさまっている場合は、要注意です。

この間違いを防ぐ方法は、
先ほどのように主語と述語をくっつけてみること。

おしゃべりは、使い果たします。
おしゃべりは、失わせます。
これならOK!

文章が長くなってしまったときは
ちょっと気をつけてチェックしてみてくださいね♪

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ブログの書き方の参考になれば、うれしいです。
今日も楽しくブログを書いて、あなたのファンを増やしていきましょう。

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