今日からは、大事な、大事なタイトルのつけ方について、
何回かにわたってお話しますね。
私は22年間、出版社で編集者をしていたのですが、
雑誌以外にも書籍やムック(大判の雑誌スタイルの単行本)も数十冊担当していました。
その中でのベストセラーは、
30万部超のロングセラーになった料理本なのですが、
どんなタイトルだと思いますか?
『人気の100円おかず』
なんとベタな!(笑)。でも、これってすごく大事なことなんです。
タイトルづけの基本の“き”は、キーワードが入っていること。
この本の場合は、間違いなく「100円」がキーワードです。
それだけではなくて、「おかず」も、「人気」もキーワード。
「100円」というお値打ち価格でできる、
「おかず」であり(おやつなどのほかの料理ではなく)、
さらに家族が喜んでくれそうな「人気」のあるもの。
キーワードが3つ入っていれば、ストレートに内容が伝わります。
ウェブメディアでは、
タイトル(見出し)だけで読むかどうかを判断する、と言われます。
その時間は、せいぜい1~2秒でしょうか。
ブログ名はもちろん、記事の見出しも同様です。
SEO対策を考えるなら、
キーワードは、当然、狙っている検索ワードである必要もあります。
明日は、タイトルのつけ方のパターンをいくつかご紹介しましょう。
結構、いろいろありますよ。
自分が得意なパターンを持っておくと、タイトルづけがぐんとラクになります。
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