読者の信頼が得られる文章は、表現の“豊かさ”が鍵 | Amazonでセルフ出版!元大手出版社編集長が教える「編集脳アカデミー」

読者の信頼が得られる文章は、表現の“豊かさ”が鍵

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今日は、以前にもご紹介しました『影響力の心理』(大和書房)で書かれているテクニックから、ブログやメルマガに役立つヒントをお伝えします。

 

今回は、「語彙の豊富な人は知的に見える」P.66~

著者いわく、語彙が豊富な人はクリエイティブで知的だと見なされ、就職や昇進もしやすく、たいていの場合、人より真面目に話を聞いてもらいやすい。

自分の経験や感覚を通しても、これは真実だ、と感じますよね。

逆に言うと、語彙が少ない=同じ言葉を使う人は、稚拙で、幼い印象を与えるということです。

同じ表現が続かないように、できるだけ豊かに表現する

このことの大切さは、私は、現役雑誌編集者時代に徹底的に鍛え上げられたので痛感します。

 

豊かな表現のために、すぐにできること。

 

出版物ができるまでには校正という原稿を修正する作業が何度も入るのですが、私が在籍した出版社は、プロの校正者のチェックが多いときは3回入っていました。

そして、新人のころにもっとも多く直されたのが、「同じ表現の繰り返し」。

ここはこの言い方しかないからやむを得ないな・・・と思って提出した原稿でも、「藤岡さん、こことここ。同じ表現が続いています」と指摘されます。

く~~っと思うのですが、校正さんが一緒に別の表現を考えてくれ、何度も何度も修正を経験することで少しずつ、ひとつのことを、違った言い方で、バラエティ豊かに表現するということができるようになりました。

そうして、修正後の文章と最初に書いた文章を比べて見ると
同じ言葉を何度も使った文章は、やはり単調で、幼く見え、同じ内容であるにも関わらず、雑な印象を与えるのです。

 

どちらの文章が読者の信頼感を得られるか?

あなたはもうおわかりですね。

語彙を豊かにする、といっても新しい言葉、難しい言葉を使う必要はありません。

ポイントは、違う言い方をする
ということなんです。

だから、言い換えの表現をどれだけ知っているか?が、語彙の差になってきます。

 

『影響力の心理』では、新たに覚えるべきは、すでに馴染みある言葉の「類語」であればいい。とありました。

そう、大事なのは、類語辞書をたくさんひいて言葉のバリエーションを知ることなんですね。

いまはパソコンでもスマホでも簡単に辞書がひけますからちょっとした心がけで文章力はアップします!!

 

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