Webライティングの基本は、●●●●●に向けて書く | Amazonでセルフ出版!元大手出版社編集長が教える「編集脳アカデミー」

Webライティングの基本は、●●●●●に向けて書く

伝わる文章の基本

コンテンツマーケティングの手法で、集まるブログを創り出す
「編集脳」トレーナーの藤岡信代です。

「Webでどうやって発信していいか、わからない」
「文章が苦手で、なかなか投稿ができない」という相談を受けることがよくあります。

そんな方の文章を拝見すると、たいていは紋切り型で、固い文章だったりします。
言葉づかいも問題ないし、文章も整っているのに、
なんだか心に響かない・・・。

たとえていうと、自治体の広報紙のような文章です。

広く、たくさんの人が読んでくださる・・・と身構えてしまうから、そんな文章になるのだと思いますが、実は、不特定多数に向けて発信する場合でも、「たったひとりの人」に向けて書くのが、ライティングの基本です。

私のように雑誌の仕事をしてきた人間は、読者というひとりの人(マーケティング用語で言うペルソナ)に向けて記事を書いています。

ライターも編集者も、それぞれが頭の中にしっかりと読者像を持っているから、
「この表現では伝わらない」
「読者の気分は今はこうだ」
と判断しながら原稿が書けるし、手直しすることができるんです。

広く浅くはマスの手法。絞り込むから共感が生まれる

「そんな、ひとりの人にしぼりこんだら、ターゲット層も狭まってしまうのでは?」と思いますか?

広く浅く、その分、焦点のぼやけたメッセージを認知してもらうには、実は、莫大な情報量を流さなければなりません。

テレビで日に何度もスポットCMを流せるのであれば、認知されることもできると思いますが、
ブログやSNSで発信したいのであれば、狭く深く、ひとりの人の心に刺さるメッセージを発信して、共感してもらい、そこからファンを広げていく方法がおすすめです。

それに、人というのは、案外、ぐっと絞り込まれたメッセージを目の前に届けられると、
「あ、私のことだ」と感じたりするもの。

私は結構、ドキッとさせられるほうです(笑)。

ブログでもフェイスブックでもメルマガでも、何かを発信したいときは、
「ひとりの人に向けて書く」。

そして、それが子どもであってもわかるように書くのが、大事なポイントです。

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