「好きなこと」を発信して、ビジネスになるのか?(中編) | Amazonでセルフ出版!元大手出版社編集長が教える「編集脳アカデミー」

「好きなこと」を発信して、ビジネスになるのか?(中編)

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ブログの書き方をお伝えしている「編集脳」アカデミーの藤岡信代です。
自分自身の真の価値と出会い、思いが伝わる喜びを知って、笑顔が輝くビジネスを続ける女性をサポートしています。


昨日から、エクスマ塾の合宿での体験をシェアしています。

他者紹介というワークで、ベクトルを相手に向ける大切さをあらためて体験した、という話を書きましたが、どんな体験だったのか?をお伝えしないとあなたに実感していただけないかも・・・と寝床でハッと気づきました(笑)。

なので、前後編の予定を延ばし、本日は中編としてどんなワークで、何を学んだのかをレポートします。

私たち東京74期の16名は、1泊2日の合宿を、この他者紹介のワークだけに費やしました。

しかも、このワーク、歴代の卒業生から「夜は寝れないよ」と語り継がれる伝説のワークだったんです。

その理由は、2日めの夕食後(21時!)に発表された課題にあったのですが・・・。

その前に、私たちがやっていたのは、
それぞれの軸を考えるワーク
・自己紹介を書き出すワーク

そして、書き出した内容をそれぞれに発表し、チームメンバーで共有。
お互いに質問し合って理解を深めるところまでは終わっていました。

翌日の発表では、自分ではない一人のチームメイトの他者紹介をカンペを見ずに行うということだったのですが、ま~、情報を整理してポイントを覚えれば乗り切れる!って思ってました。
(本番に強いタイプ)。

で、お夕飯ではビールを普通に飲んで(笑)、今日中には寝たいな・・・と思っていたのですが。

21時に再集合して告げられたのは、序破急」という能のシナリオの型を使って魅力的にプレゼンするという課題でした。

これが、ベクトルを相手に向けるという重要なポイントにからむ課題だったのです。

そして、そこから午前3時まで延々と、情報収集⇒構成の編集という作業を「面白くなった!」と確信できるまでくり返すことになったのです。

なぜ、私たちは練り直しの作業をすることになったと思いますか?

 

もし、「序破急」の型を使うという課題がなければ、他者紹介ってこんなふうになっていたと思うんです。

お隣の●●●さんをご紹介します。
●●●さんは、△△市に生まれ、幼少期を×××市で過ごしました。□□大学を卒業後、▲▲会社に就職し、◎◎年に独立します・・・・

紹介する方の情報のなかで大事なポイントだけを押さえ、時系列で紹介していけば、形は整うんです。

でも・・・これって、面白いと思いますか?
聞き手は途中で飽きちゃいますよね。

しかも、一人だけならまだしもこんなプレゼンが16人分も続いたら・・、拷問です(笑)。

能のシナリオの型を使って構成する、というのは聞く側が楽しめるようにする配慮。

序・・・つかみ
破・・・エピソード
急・・・まとめ

この構成を使って、飽きずに聞けるようにし、興味を持ってもらうための工夫。

聞き手にベクトルを向けるということなんです。

 

さらに言うと、紹介する方のことを伝えるのですからその人へもベクトルを向けないと、魅力を十分に伝えることができません。

魅力を伝えるために十分に情報を引き出すときも相手ベクトル、それを誰かに伝えるときも相手ベクトルベクトルが自分に向いている人には「伝わる発信」はできないのです。

エクスマは、楽しいこと、面白いことを大事にします。
自分の「好きが最強」とも伝えます。

だけど、それを発信するときはベクトルは自分じゃない。

相手が面白いと思うか?相手が喜ぶか?なんです。

伝わっているでしょうか?

明日はいよいよ「好きなこと」を発信してビジネスにつながるのか?(雑誌型ブログになるのか?)のまとめをお伝えしたいと思います。

長くなっちゃって、ごめんなさい~。

 

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