
売れている雑誌にはあって、残念なブログにないもの、
それは、絶対に売れる自信のある「特集」です。
電車の中の、雑誌の中吊り広告を見たことはありますよね?
中吊り広告の中でも、目立つようにデザインされているのが、
その号のいちばんの売りになる「特集タイトル」です。
雑誌編集者は、雑誌が1部でも多く売れるように、
全身全霊をこめて特集を考えます。
1本では足りないと判断すれば、
第2、第3特集まで組んで、チカラを投入します。
それに対して、残念だな~と感じるブログは、
なんとな~く、ぼんやりとしています。
カテゴリーを見ても、目を惹くタイトルがない。
つまり、「ここに自信があります!」という特集が見つからないんです。
おまけに、いちばんの<売り>のはずのカテゴリーよりも、
「日常のこと」「日々の暮らし」
なんてカテゴリーのエントリーが多かったりします。
雑誌はどんなにいい特集を組んでも、
その次の号の発行のとき、
コンテンツを重ねていくことはできません。
前の号の情報は、基本的に消えていくものとして扱われ、
どんなにリンクを張りたくても(笑)
前の情報を合わせて見てもらうことはできないんです。
でも、ブログは、いちばんの売りの特集のコンテンツを、
どんどんと増やしていくことができます。
記事内にリンクを張ることで、
前の情報を参照しながら読んでもらうこともできます。
あぁ、それなのに・・・。
「残念!」と感じる理由は、もうおわかりですね?
ウェブのメリットを全然、生かせてない。
ブログを魅力あるものに育て、ファンに集まってもらうには
「これが読みたかった!」というコンテンツが欠かせません。
そのために最も大事なこと。
「読者はどんな人なのか?」
「読者が求めている情報は何か?」
この2つをしっかりと決めて調査すること。
そして、売りになる特集を見つけ、
そのコンテンツを積み重ねていくことです。
もし、あなたがいま
「ブログが残念なことになっているな」と感じているのなら、
すべきことはただ一つ!
「読者はどんな人なのか?」
「読者が求めている情報は何か?」
をあらためて考えてみることなのです。
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