既存の読者だけを見ていたら、やがてリニューアルの危機に!! | Amazonでセルフ出版!元大手出版社編集長が教える「編集脳アカデミー」

既存の読者だけを見ていたら、やがてリニューアルの危機に!!

魅力的なコンテンツであなたのファンをつくる!
ブログの書き方をお伝えしている「編集脳」アカデミーの藤岡信代です。
自分自身の真の価値と出会い、思いが伝わる喜びを知って、
笑顔が輝くビジネスを続ける女性をサポートしています。

今週は、集客のツールとしてのブログについてお伝えしています。

お客様には見込み客、新規客、顧客の3つの段階がある。
そのなかでも「見込み客」が集まるブログにすることがおすすめ、とお伝えしています。

もし、「どのお客様を引きつけたいのか?」を考えずに発信しているとしたらどんなことが起きるか?
こわーい例として、今日は雑誌リニューアルについてお話しますね。

いきなり結論ですが、雑誌リニューアルは既存のファンを捨ててでも新規読者を呼び込むための荒療治です。

このままではどんどん読者が減ってしまう!
あるいは、収益の源である広告スポンサーが離れてしまう!
というときに、雑誌リニューアルは行います。
リニューアルとは、このままではビジネスとして成り立たない!というときの起死回生の策なんです。
だからリニューアルの際には編集長が交代になることが多いです。

私も出版社勤務時代は何度となくリニューアルを経験しました。
最後の5年間の編集長時代は2つの隔月刊誌を担当していたのですが、2誌ともリニューアル(涙)。
これまでの読者を残しソフトランディングを目論んだ雑誌はリニューアルに失敗し、
誌名ロゴも誌面デザインも一新、既存読者が全部離れることも覚悟した雑誌はリニューアルに成功しました。

なぜ、こんなに明暗が分かれてしまったのか?

いまなら理由がはっきりとわかります。

既存読者を満足させながら新規の読者も取り込む、というのは至難の業。
というのも、リニューアルの危機は、既存読者の満足度に目を向けているとやってくることが多いからです。

勢いのある雑誌はどんどん購買部数を伸ばしていきますが、やがて天井を打つ日がやってきます。
そこから先は何をやっても伸び悩む。

そこで新しい企画が1つヒットすれば、また違う読者層をつかまえて動きが出始めるのですが、そのチャンスを逃して「これが受けたから」「読者はこれが好きだから」と、それまでの成功体験だけを頼りに企画をくり返すと、動きはとまり、やがて減少が始まるのです。

いったん減り始めると雪崩を打つようにガタガタと・・・という恐ろしい現象も私は目にしました。

うまくいっている、ファンが支持してくれている、と思っていても、
読者の心は時間とともに少しずつ変わっていくのです。

・・・と、昔を思い出したらなんだか変なところで熱くなってしまいました(笑)。

もし、あなたのブログの
アクセスが伸び悩んでいるな~
新規の申し込みがないな~
と思ったら
この「既存読者で回っているという思い込み」のワナにはまっているかもしれません。

新しいことがなければ、やっぱり人間は飽きてしまうのです。

思いきってリニューアル!となる前にいつも新鮮味のある企画を。
ぜひ心がけてください。

雑誌のように楽しく!書籍のように役立つ!
ブログの書き方の参考になれば、うれしいです。
今日も楽しくブログを書いて、あなたのファンを増やしていきましょう。

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