
絶対に売れるコンテンツ=キラーコンテンツ。
見つける方法があるとしたら、すごいことですね!
編集長時代の私は、ある魔法を使って・・・・・・
ではなく(笑)、実際に雑誌に掲載してみて、
売れ行きを見て判断していました。
どんな特集記事が売れるか、
それはひたすらトライ&エラーで探っていくのみ!
「な~んだ・・・」という声が聞こえてきそうですね(笑)。
でも、エラーばかりが続くと、
当然、販売部数が下がっていき、
そのうち「休刊」の文字がチラチラしてきますから、
編集長はいつも、
「これは当たる!」
「これを当ててやる!」
の気概をもって特集のプランをたてています。
当然、リサーチもたくさんします。
いちばんいいリサーチ先は、やはり読者です。
少し古い話になりますが、
私が編集長をしていたインテリア雑誌の例をお話しましょう。
リニューアル後、横ばいだった販売数が
上昇に転じるきっかけとなった特集テーマがありました。
それは、「カフェのようなインテリア」(なんだか懐かしいですね)。
この特集テーマは、いわゆる「キラーコンテンツ」でした。
タイミングを見て、特集をくり返すと、
そのたびに販売部数が伸びていくのです。
このキラーコンテンツは、
「カフェのような家にしたかった、という読者の方が多いんですよね~」
という編集者の一言から、発掘されました。
たった数人の読者の声が、
その時代の気分を表していることもあるのです。
さて、紙媒体の場合は販売実数を判断の基準にしますが、
ウェブメディアの場合は、
記事の反応をアクセス数やコンバージョン率といった
数字で計測することができます。
反応を見れば、
読者にとって受け取りやすい記事のテーマ、スタイルを
見極めることができるのです。
最終的にはカタチにしてみて、
販売してみないとデータがとれない雑誌に比べると、
web媒体はずいぶんと有利ですね。
「絶対に売れるコンテンツは何か?」
迷ったら、読者(お客様)の反応を見てみることが大事です。
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