
先日、はじめて編集担当した電子書籍が無事に出版されました!パチパチパチ!
カバーデザインとテキスト原稿が揃った時点から、実に8時間ほどでAmazonでKindle本として発売開始。
そのスピード感と、簡単さには驚きました~~。
きちんと手順を踏めば誰でも自分で出版できちゃう。
これは嘘ではないですね!
でも・・・・
正直に言います。
これは素人さんでは難しいだろうな~と感じた点がいくつかありました。
大きなところでは2つ。
1つめはデザインを見る目
2つめは商品力を見る目
順に説明しますね!
Kindle出版ではカバーが命!
1つめのデザインを見る目
それは、なんと言ってもカバーデザインの差に現れます。
Kindle出版は、個人でも出版できるのが大きな魅力ですが、出品される場はAmazonなので、プロの装丁家が手がけたカバーと同列に並んでしまう。
「わたし、チラシつくるのとか好きだし!」
というレベルのデザイン力ではとても太刀打ちできません。
ここはぜひプロのデザイナーにお願いしましょう。
とはいえ、デザイナーに発注するには、
・イメージをお伝えする
・修正をお願いする
この2段階で、
自分自身にもデザインを見る目(判断する目)が必要になってきます。
デザイナーさんにおまかせ!とはいかないのですね。
ここをまず知っておくことが大事。
できればゼロから相談できるデザイナーさんにお願いするか、編集者をアドバイザーにつけてください。
売れるものに仕上げていく発想が必要
2つめは、商品力を見る目、です。
Kindle出版に必要なものは、
・テキスト原稿
・カバー原稿(JPGかTIFF)
この2つだけです。
(厳密に言うと、銀行口座とマイナンバーも必要)。
つまり、原稿が書けさえすれば出版はできてしまいます。
ただし、それが読者の手に届くかどうかは、別問題。
出版を夢見る人は、想いを伝えたい、情報を届けたい、と強く願っておられると思うので、やはり、買って読んでくれる読者が欲しいですよね。
そのためには、どんな情報の見せ方をすれば「読んでみたい」と思ってもらえるか?という視点が必要です。
これってわたしたち編集者が、毎号毎号、いえ、毎日毎日考え続けてきたこと。
それもただ考えるのではなく、大事な2つのことをやり続けて感覚を磨いているんですね。
一つは、同じテーマの雑誌や書籍をしっかり研究すること。
もう一つは、小さなテストを重ねて読者の反応を確かめること、
です。
この2つの視点は、著者の立場だとゴソッと抜け落ちることが多いです。
だからこそ、やっておくと差がつくところ、とも言えます。
これはKindle書籍に限らず、ブログでもメルマガでもSNSでもYoutubeでもメディアを使った発信だったらすべてに共通すること。
つまり「編集脳」を鍛えておけば何にでも対応できる地力がつくのですが、まずは編集者のアドバイスをもらうのが、本当におすすめだと強く思います。
そこはプロの頭を借りて、著者は原稿執筆に集中する!ということですね。
雑誌のように楽しく!書籍のように役立つ!
ブログの書き方の参考になれば、うれしいです。
今日も楽しくブログを書いて、あなたのファンを増やしていきましょう。
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