【資産になるメディア】読まれるブログのコンテンツは、ノウハウ記事にすべき?

【資産になるメディア】読まれるブログのコンテンツは、ノウハウ記事にすべき?

編集脳アカデミーの藤岡信代です。
あなただけのキーワードを見つけ、一生使えるコンテンツを育てるコンサルティングをしています。
 

「コンテンツが王様(Content is King)という言葉を聞いたことはありますか? インターネットを使ったマーケティングでは、注目を集め、共感と信頼を獲得する要素として、「コンテンツ」が最も有力であるとされています。では、どんなコンテンツを作ればいいのか? 今日はそのヒントをお伝えします。

CONTENTS

コンテンツ=読者にとって役立つ情報

コンテンツという言葉に馴染みのない方のために、まずは簡単に言葉の定義を解説しますね。英語のcontentは、「内容、中身」という意味を表す言葉です。私のように雑誌業界にいた人間にとっては、CONTENTSと言えば「目次」のこと。雑誌の冒頭にあるCONTENTSページには、その雑誌の掲載内容=目次が載っているはずです。

 

現在では、意味のある情報のまとまりをコンテンツと呼び、文章(テキスト)に限らず、映像や音楽、写真、ゲーム、グラフィックなどすべての表現が対象の、守備範囲の広い言葉になっています。

 

ブログなどで発信する場合は、一つのテーマを表現する投稿、記事をコンテンツとして考えるとわかりやすいですね。そして、マーケティング効果を得たいのであれば、読者にとって役立つ情報をコンテンツとすることが、とても重要です。

人は「自分に役立つ情報」を探している

読者にとって役立つ情報こそがコンテンツである、という理由は、インターネット上では、人は「自分に役立つ情報」を探しているからです。

 

膨大な量の情報が蓄積されているネット上では、何らかの「探す」という行為をしなければ、求める情報にたどり着くことができません。検索エンジンでキーワードを打ち込んだり、SNSでハッシュタグで検索したり、「探す」ことで、使える情報を引き出せるのですね。

 

情報を提供する側から見ると、人が「探している情報」を発信すると、「見つけてもらいやすくなる」ということになります。

 

私は、主催する講座でよく「未来のお客様が探している情報は何か?を考えてください」「読者が検索エンジンに打ち込むキーワードを意識してください」とお話しするのですが、それは、この「人は自分に役立つ情報を探している」という原則に立っているからなのです。

役立つ=ノウハウ満載の記事が読まれる?

読者に役立つ情報を書いてください、とお伝えすると、「やり方のコツや法則といったノウハウ的な情報を書かなければならない」と捉える方が、一定の割合でいます。あるいは、解説記事こそ(まさにこの記事がそうですが)、役立つ情報という考え方もあります。

 

ノウハウは、確かに「役立つ情報」の筆頭株。

 

どんな時代、どんな世代にも、ノウハウは求められるので、雑誌でも、ノウハウ記事は廃れることはありません。私の学生時代に輝いていた『HotdogPress』が盛んに特集していた「女のコにモテるファッション」「鉄板のデートコース」といったテーマは、たぶん今の若者雑誌(誌名はわかりませんが。笑)でも、繰り返し掲載されているはずです。

 

では、ノウハウだけが読まれるコンテンツなのか?

 

あながちそうとは言いきれない。というのが、私の意見です。なぜなれば、「コンテンツこそが人を集める!」と言われるようになってから、ノウハウ記事が猛烈な勢いでネット上にあふれるようになったからです。

 

どんな検索キーワードでもいいので、3語くらいで検索をかけてみてください。上位表示される記事のほとんどは、ノウハウを集めたオウンドメディア系の記事か、解説記事になっていることと思います。そして、一つ一つ読んでみると、どれも似たような内容……ということが増えてきているはずです。

流行は、必ず振り子のように両極に振れるもの

こうなってしまうと、ノウハウ記事こそがいわゆるレッドオーシャンになります。あふれるノウハウ記事の中で読まれることを目指そうとすると、より多くの情報、よりわかりやすい伝え方……と、過当競争に巻き込まれてしまう。いままさに、ノウハウ記事はそんな地点にあるのではないかと思います。

 

何より均質化された情報は、読んでいて「つまらない」のです。何を読んでも、同じような情報しか出てこない……、そうなったら、あなたは次にどんな行動を起こしますか?

 

そう、まだ見たことのない情報を探しに行きますよね? 検索エンジンで検索するのをやめて、違う表現方法のメディアやプラットフォームに行くかもしれません。

 

これがここ数年起きている「検索エンジン離れ」と、Instagramのブーム、YouTubeやTikTokなどの動画志向の正体だと私は考えています。「コンテンツが王様!」という考え方が主流になったからこそ、ノウハウ記事が溢れすぎてしまい、違う方向へと振れ始めたのです。

 

一方に大きく振り子が振れると、極まった地点から逆方向に振れ始める。

 

雑誌の世界に長く身を置いていた私は、流行の動きをそんなイメージで捉えてきました。大きなブームが起きれば、その反動も必ずきます。閾値といいますか、「極まる」地点が必ずあり、そこからは、逆方向に振れるのです。

ノウハウ記事の次にくるものは何か?

この仮説が正しいとして、気になるのは「次にくるのは、何か?」ですよね。

 

こればっかりは、仮説を立てることしかできませんが、一つの流れとして言えるのは、「個人的な情報」に関心が向く、ということです。

 

ノウハウ記事や解説記事は、中立的な立場で書くことが多いので、「個人の意見」や「個人の体験」は入り込む余地が少ないです。そのため、同じような内容になってしまうという傾向にもなります。わかりやすく言うと、「誰が書いても同じ」になりがちなんですね。

 

対局にあるのは、「個人の意見」「個人の体験」。ですから、「個人の意見」「個人の体験」をベースにしたノウハウ記事に関心が向く、ということがあるのです。

 

これは、私が編集者として体験したことですが、インテリア雑誌では、スタイリストによる「お手本のスタイル提案」の大流行のあと、個人の「インテリア実例」の大ブームがありました。お料理本でも同じで、著名な料理家のレシピ本が流行ったあとは、家庭の主婦ブロガーのレシピ本が大人気となりました。

 

そして、料理ブログ本の人気が落ち着いてくると、「基本の和食」「おべんとうの基本」といった、シンプルなノウハウ本への回帰が始まる。そんな変遷を、繰り返しているのです。

 

流行の振り子は、極と極の間を振れている。

 

そんなイメージが、伝わるでしょうか。

「希少価値」の価値は下がらない。

情報発信の世界にも、大きな流れはあると思います。

その中で、読まれるコンテンツを創り続けていくには、流れの「極み」が見えてきたら、逆の方向に目を向けるということです。

 

「価値」にも移り変わりはあると感じますが、「希少価値」の価値は下がらない。自分のコンテンツを、いつも少し「希少」なポジションに置くことを意識すると、情報の海に飲み込まれ、埋もれ、沈んでいくことがなくなると思います。

 

動画全盛期と言われる今、その極みの地点では、テキストにもう一度、目を向けることもあるかもしれませんね。



そうそう、Instagramが「インスタ映え」を極めたあとに、テキスト投稿へと移ってきているように。

まとめ:ノウハウ記事の次の振れ先を見よう

読まれるコンテンツ、読まれるブログ記事は、読者に役立つ情報であることは間違いありません。その視点を持った上で、流れを見極めることも大事です。

 

オウンドメディアを創って顧客が求める情報を発信する、という手法が主になって、数年が経ちます。ということはつまり、そろそろそのタイプの情報発信は飽和状態、極みになりつつあるということ。

その先は、どちらの方向に振れるのか? そんなことも見据えながら、コンテンツを創ることをおすすめします。

雑誌のように楽しく!書籍のように役立つ!資産になる自分メディアを構築して、あなたのファンを増やしていきましょう。

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