キンコン西野さんが教えてくれたこと | Amazonでセルフ出版!元大手出版社編集長が教える「編集脳アカデミー」

キンコン西野さんが教えてくれたこと

編集脳アカデミーの藤岡信代です。

あなただけのキーワードを見つけ、一生使えるコンテンツを育てるコンサルティングをしています。

 

前回のテーマは、アップしたところすぐに感想メールをいただき、思い当たる方が多いのだな~と思いました。
(解除も多かったけど(笑))
 今日はその続編です。 
 
 

2つのタイプは混在する?

 
 
前回のブログでお伝えしたのは、人間には、デザイナータイプとアーティストタイプの2つのタイプがあるということ。
簡単に言うと、好きでやらずにはいられない(アーティスト)
誰かのリクエストに応えて喜びを感じる(デザイナー)
という分け方なのですが、これって、必ずパキッと分かれるわけでもない、と感じています。
 
自分の中で、アーティスト20%デザイナー80%というふうに混じり合っているように感じるし、対象によって、これはデザイナーだけど、この件に関してはアーティスト!ということもあると思うのです。 
そこで思い出したのが、お笑い芸人のキングコング西野亮廣さんの教え
 いまや新進気鋭のマーケターと言ったほうがいいかもしれませんね。
 
 
 

本業はマネタイズするな!

 
 
著書の中でも書かれていたことなので知っている方もいるかもしれませんが、キンコン西野さんは、「本業ではマネタイズするな!」と教えています。
マネタイズとは、収益を上げる仕組みつくることですが、本業で収益を上げるな!とは、なんとも無茶な主張ですよね(笑)。
 
西野亮廣さんがある講演でその例にあげていたのは、矢沢永吉さん
矢沢さんの本業はもちろん、ロック
でも、CDの販売やライブチケットの収益では、ライブのド派手な演出がまかなえない。
圧倒的にステージにかかる経費のほうが高い。 
では、どこで収益を得ているか、というとライブ用のタオルなんですね。
 つまり、本業以外の「価値」を販売して、収益にしている。
  
これをアーティストとデザイナーの話に置き換えると、妙に納得!と私は感じました。
 
 
 

アーティストを活かすために

 
 
矢沢永吉さんのライブもちろんアーティストの仕事です。
 では、ライブ用のタオルはというと、ファンのニーズに応えるデザイナーの仕事です。
 
ライブで盛り上がるためにグッズが欲しい 
思い出として残したいので
毎回、違うデザインがいい
 そんなニーズに応えてタオルを販売している。
  
アーティストとしては採算度外視で思いどおりのライブをつくり、ファンのニーズに応える物販の仕事で収益を上げる。
こうすれば、本来、お金になりにくいアーティストの部分を活かしながら収益をあげることができる、ということなのです。
 
矢沢永吉さんほどではなくても(というか、比較するのは変ですけど)私の中にもアーティストの部分とデザイナーの部分は混在します。
たとえば文章を書くことは、創造性を使って自由に書かせてもらったほうがいいものができる!という仕事と、依頼主の要望をもとにきっちりと仕上げていく仕事と2つのタイプがあるんですね。
私はどちらも好きだし、やっていきたいと思いますが、やはり前者は、依頼がなかなかありません。 
どちらがいい・悪いではなく、自分の中のアーティストの部分とデザイナーの部分を知っていることが大事
 
アーティストだけをお金にしようと考える必要はないし、デザイナーだけでやっていく必要もないんだ、と思います。
そして、アーティストを活かすためにどのような仕事の仕方をするか?
考えていくと幸せなバランス見つかる、と思います。
 
実は、これ、マーケット感覚がないとなかなか難しいのですが、(西野さんは天才)案外、他人から見るとわかったりするので最近のコンサルでは、その人のキーワードからタイプや仕事の仕方を導き出してアドバイスしています。 
やっぱり自分に合うスタイルがいちばん自分を輝かせる、と思うから。
 
次回は、個人で仕事をしている人必見!のタイプ診断を見つけたのでそのお話をしますね。
 
 雑誌のように楽しく!書籍のように役立つ!
ブログの書き方の参考になれば、うれしいです。
今日も楽しくブログを書いて、あなたのファンを増やしていきましょう。 
 



 

 

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