編集脳アカデミーの藤岡信代です。
あなただけのキーワードを見つけ、一生使えるコンテンツを育てるコンサルティングをしています。
本日は、商品・サービスのご案内ページにも使えるテンプレート、思わず納得してしまう文章の書き方について、です。
伝えたいなら、説明しよう!
最近は、 コンテンツづくりのコンサルか、文章添削の仕事がメインになってきているので、あらためて文章の書き方のコンテンツを磨き上げています。
わたし自身、22年間、雑誌記者をしてきたわけですが、雑誌に書く記事は基本はレポートスタイルです。
客観的な立場で、事実を正しく伝えることが基本の文章。
なので、ブログやメルマガで、「伝えたいことを書く」つまり、主観的に伝える文章のスタイルは、実は書き慣れていませんでした。
特に、苦手意識を持っていたのが、商品やサービスの案内やセミナーやレッスンの告知(笑)。
だからこそ、人知れず(笑)研究を重ねてもきたのですが、書きやすく、読み手にもわかりやすいスタイル(型)をようやく見つけることができました!
一言で言うと、「説明スタイル」。
さっそくテンプレートにしてグルコン生やクライアントさんにお伝えしているところですが、どんなものかみなさんにもお伝えしますね!
伝えたいことと相手の知識に橋をかける
ネタ元になったのは(ネタ元あります(笑))『頭のいい説明は型で決まる』犬塚壮志著
予備校のカリスマ講師だった方が書いただけあって、難しいことでもわかるように説明する技術が紹介されています。
読んでいて、ふと腑に落ちたのが、自分が伝えたいことを相手に伝えるという文章は、そもそも相手が知らないことを説明する文章でもある、ということなんですね。
相手は知らない、もしくは難しいと思っている、それを伝えたいと思ったとき、あなたはどうやって伝えますか?
ポイントは、伝え方の順番にあるんです。
簡単に型を説明すると
・相手の知識と自分が伝えたいことの「差」を確認する
・差が少なくなるように前提となる情報をまず伝える
・その上で、伝えたいこととその根拠を伝える
・根拠が伝わる具体的な例を紹介する
・伝えたいことを繰り返す
文字で書いてしまうとわかりづらいのですが(汗)、結論から伝える『結論→根拠→結論』の文章構成に、「前提を揃える」というプロセスを加えたものです。
まず、相手の状況を想定して、相手にある知識と、こちらがこれから伝える情報、その2つの間に橋をかけるような言葉を入れていく、ということになります。
この文章構成、セールスライティングにも使われていました。
よくわかる実用書の「はじめに」にも使われています。
いったん型がわかると、わかりやすい説明文章が同じ型で書かれていることに気づいたんですね。
これは大きな収穫!です。
もう少しテンプレートを洗練させて、たくさんの方に試していただきたいな、と思っています。
雑誌のように楽しく!書籍のように役立つ!
ブログの書き方の参考になれば、うれしいです。
今日も楽しくブログを書いて、あなたのファンを増やしていきましょう。
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